食品営業許可申請書
まずラーメン店を開店する前に、営業施設の図面を持って一度保健所の監視員に相談することが
無難です。その際、問題がなければ食品営業許可申請書の用紙を保健所でもらい、必要事項を
記入し提出します。添付書類としては、施設全体の平面図、調理場の平面図、付近100メートル
以内の地図などが必要になります。また申請するものが法人の場合は、登記簿、水が地下水の
場合は、水質検査成績書が必要となります。保健所へ営業許可申請書を提出し施設が完成する
と、立会いのもと現地調査がおこなわれます。検査では、施設が基準通り作られているかチェック
をされます。本来、着工前に図面を見てもらっているので問題が無いはずですが、計画変更などで
基準に合わない場合は改善の指摘があります。最悪の場合、壊して作り直しということもありますが
問題が無ければ、一週間程度で「営業許可証」が交付されます。申請から交付までは、約1月程度
必要です。許可が出れば営業して良いことになります。
営業許可の流れを簡単にまとめると下記のようになります。
- 施設の図面を準備する
- 保健所で図面について指導を受ける(建築前の指導が重要です)
- 営業許可の申請を保健所へ提出(札幌市の場合申請手数料は、17,500円です)
- 施設がほぼ完成
- 施設の現地調査を受ける
- 食品営業許可が出る
- ラーメン店開業